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【必読】断水したらやること、復旧したらやること

防災夫婦 BousaiLove)です。

地震や台風で断水すると、水が使えなくなり想像以上に不便な状況に陥ります。

断水したら水が出るまで待ち、
復旧したら水を出しっぱなしにすれば良い。
と思っている方は注意が必要です。

ちょっと聞いて!
断水した時と断水が復旧した時にやるべきことがあります。それを怠ると、水回りの機器が故障する原因になります。

防災パパ

水回りの機器というと、給湯器や洗濯機、トイレなど…
修理費が高額なものばかりですよね。
これはしっかり学んでおかないと大損しそうだわ!

防災ママ

断水時と復旧時の水道管の中の状態

断水前後で水道管の中でどのようなことが起きているのかを知っておくと、対策の理解が深まります。

断水したらどうなる?

普段、水道が正常に使えているときの水道管の中は、水でびっしり満たされ圧力がかかっている状態です。

断水すると水道管の中の水はなくなり、空気が入ってきます。

また正常時は水圧によって固まっていた水道管の内面のサビが水がなくなることで剥がれ水道管の中に入り込んでしまいます。

もし途中で水道管が破損していた場合には、土や泥、ゴミなども水道管の中に入り込んできます。

メモ
断水することによって、空気と異物が水道管の中に入り込む。

断水が復旧したらどうなる?

断水によって水道管の中は空気や土や泥、ゴミ、サビなどが入り込んだ状態です。

断水が復旧すると、そこへ再び圧力のかかった水が入ってきます。

そうなると、水はサビやゴミを巻き込み、空気を押し出しながら水道管の中を進み、「ゴボッ!」という音とともに空気を出しながら蛇口から濁った水が出てきます。

この 水の濁りや空気は、水回りの機器を故障させる原因 になります。

断水したらやるべきこと

水回りの機器を壊す原因は、水道管を通る水に混じった空気や異物です。
それらをできるだけ除去するために、断水時と復旧後にやるべき事があります。

全体の流れ

まず、断水したら水回りの機器につながっている水道の「止水栓」と「元栓」を閉めます。
断水が復旧したら、元栓に最も近い蛇口一箇所から水を一定時間流し続け、水道管の中の空気や濁りを取り除きます。
このとき、他の蛇口は止水栓を閉めたままにしておき、この一箇所の蛇口で空気と汚れを出し切ることで、他の蛇口や水回り機器へは綺麗な水が行き渡るようにします。

このような対応をすることで、水回りの機器を傷つけることなく、無事に断水から復旧することができます。

今まで水を我慢してきたので、復旧すると家の全ての蛇口から水を流して水道管の中の汚れを出し切ろうとしがちですが、それでは大切な水回りの機器の故障の原因になってしまいます。

断水直後にやること

断水時の作業
  1. 水道の元栓を閉めておく
  2. トイレや洗濯機、給湯器の止水栓を閉めておく

断水復旧後にやること

復旧後の作業
  1. 家の外の蛇口(外の散水栓や立水栓の蛇口)から開き、綺麗な水になるまで水を流します。
  2. 洗面台の蛇口で水を出す
  3. キッチンの蛇口で水を出す
  4. 洗濯機の蛇口で水を出す
  5. トイレの止水栓を開け、蛇口で水を出す
  6. 給湯器の止水栓を開け、の蛇口でお湯を出す
水の出し方
蛇口は一気に開けず、少しずつ開き水を5分ほど流し続けましょう。

蛇口を一気に開くと断水中に水道管の中に空気が混入してきてその空気の圧力で蛇口が大きく飛び跳ね、蛇口を破損させてしまう可能性があります。

洗管とは?
水道管の洗浄作業のことを「洗管」と呼びます。

よくある質問

なぜ、外の蛇口から始めるの?

家にはたくさんの蛇口があるのに、なぜ外にある蛇口から始めるのでしょうか?
その理由は2つあります。

【理由1】構造がシンプルで故障しても取替え費用は安く済む

構造がシンプルななので異物が引っかかりにくく、蛇口自体の価格も安いので故障しても大きな痛手にはなりません。

【理由2】道路に埋まった配水管から最も近い

水道管は、道路に埋まっている配水管から分岐し、家の敷地内に引き込まれた水道管の経路上で、一番道路(配水管)に近いのが外の蛇口である場合が多いです。

その蛇口で洗管すれば、それより先にある水まわり機器に異物が入り込む前に吐き出すことができます。

外に蛇口がない場合は、どうすればいいの?

アパートやマンションにお住まいの方で外の蛇口がない場合は、洗面台もしくは、キッチンの蛇口から洗管作業をお願いします。

洗面所やキッチンで洗管作業の手順
  1. 排水口を塞ぐ
  2. 泡まつキャップやフィルターを外す
  3. 水を出して、洗管する

蛇口の吐水口(とすいこう)(蛇口から水が出るところ)には、泡まつキャップやフィルターがついています。

これは蛇口から出る水流を整える役目を持っているのですが、断水復旧後に出てくる濁った水に含まれる異物が泡まつキャップの目がつまってしまいます。

これを防ぐために、必ず泡沫キャップを外してから、洗管作業をしてください。

尚、泡まつキャップを外す際に誤って内部の細かい部品を排水口に落とすのを防ぐために、あらかじめ雑巾などの布で、排水口を塞いておきましょう。

洗濯機のホースはどうしたらいいの?

洗濯機の用水栓は、洗濯機とホースでつながっています。

その場合、一旦ホースを取り外し、バケツで受けて水を出します。
外の蛇口や洗面台で十分に洗管できていれば、少し空気が出る程度で洗管作業は完了します。

緊急停止弁(蛇口が開いた状態でホースが抜けた時、水が止まる仕組み)が付いた洗濯機の用水栓の場合は、蛇口側ではなく、洗濯機側のホースを外して水を出し、洗管作業を行なってください。

洗濯機の洗管作業の手順
  1. 蛇口が締まっていることを確認
  2. 給水ホースと蛇口を繋いでいる接続部分を外す
  3. バケツで受けながら水を出す
  4. 洗管作業が完了したらホースを繋ぎ直す
  5. 蛇口を開いて水漏れ確認

蛇口から出る水の色と臭いのチェックポイント

断水復旧後の洗管作業では、水の色と臭いのチェックしましょう。
もし「水がいつもと違う」と感じたら、それは安全な水が出ていない可能性があります。

赤っぽく濁っている

金属系の水道管が劣化したり、サビて剥離した鉄が水に溶け出している状態です。
水道水を数分出し続けて透明になれば問題ありません。

白っぽく濁っている

給水管中に入り込んだ空気が水に混ざって白く濁って見えることがあります。
水道水を数分出し続けていれば透明になっていきます。

鉄サビのような臭いがする

金属製の水道管の鉄成分が水に溶け出している状態です。
少量を口に入っても影響はありませんが、長期的な飲料としては適していないので原因を探すために、水道関係事業者などに相談しましょう。

水を流し続けても、濁り水が解消されない場合

水を数分間流し続けても濁り水が解消されない時は、給水管に問題がおきている可能性があります。水道関係事業者に相談して調べてもらいましょう。

水道トラブルの相談窓口

防災パパ

そもそも断水の備えをしていない方は、
こちらの記事で自分に足りていない防災グッズを備えておきましょう。
電気・ガスが止まるのも大変ですが、断水は水が飲めず、衛生面でもかなりキツイです。しっかり備えておきましょう!

防災ママ

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