災害はいつ起こるか(悪化するか)わかりません。
例えば、深夜の就寝中に地震が起きることだってありえます。
今回は、寝ている間に災害が発生・悪化した場合でも、安全に屋内を移動するために、枕元に最低限 備えておくべきアイテムをご紹介します。
防災ママ
それでは、寝るときに枕元に用意すべき防災グッズをご紹介します。
目次
① 懐中電灯(どこでもライトに変更する)
睡眠中に災害が発生したら明かりをつけて状況を把握したいですよね。
しかし、ベッドから部屋の電気のスイッチまで距離があったり、既に停電している場合は「懐中電灯」があると便利です。
スマートフォンのライトで代用もできますがホールド性が低いのと、災害時はスマートフォンの充電は節約しておきたいので、懐中電灯を用意しておくのがベストです。
自宅の懐中電灯は、どのぐらいの明るさで、連続点灯時間はどのくらいか確認しておきましょう。
懐中電灯としてだけでなく、ランタンとしても使える2WAYタイプ。
単1〜単4のどれか1本でも電池があれば使えるのも、急な災害時でも電池の心配がいらないおすすめポイントです。
② 靴(折り畳みスリッパ、スリッポン)
窓ガラスや食器などの割れた破片が床に散乱するほどの大きな地震が発生した場合、慎重かつ迅速に行動するためにも足を守る必要があり、靴の備えがあると便利です。
寝室に割れ物がない方でも、避難経路が靴のある玄関とは限りません。窓から避難する必要がある場合のことも考えて、靴の備えは必須と言えます。
他のものは一時的に借りることができても、「靴を貸してください」ってなかなか難しいですよね?
地震の揺れで靴がどこかに飛ばされたり、何かの下敷きや間に挟まってしまう可能性もあるため、一般的には靴よりも「折りたたみ携帯スリッパ」を枕元におくのが良いと言われていますが、私の主張は違います。
折りたたみ携帯スリッパでは走れない上に、耐久性に欠けます。結局、避難時は玄関の靴に履き替える必要が出てきます。
緊急時にそんな二度手間やってられませんよね?
ということで、私はすぐに履けるスリッポンタイプのスニーカーを用意しています。
上記のスニーカーは一例であって、咄嗟に素早く履ける上履きのようなスリッポン系のスニーカーなら何でも良いですよ。
③ 笛(救助を呼ぶため)
救助を呼ぶための笛は常備しておきたいアイテムです。
災害時は倒れた家具に潰されて身動きが取れなくなったり、部屋に閉じ込められてしまうケースも考えられます。
そんなとき、人がいるかどうかも分からない状況で助けを求めて叫び続けることは、精神的にも肉体的にも、かなりのダメージです。
今から買い揃えるなら【コクヨ】防災の達人 防災用救助笛 ツインウェーブ がおすすめです。
④軍手
災害時は、様々なものが散乱したり、家具が倒れたり、ドアや窓が歪んで開かなくなったりする可能性があります。
これらに対処するために活躍するのが「軍手」です。
素手では手に怪我をしてしまいます。
すぐに行動を起こせるように、枕元に備えておきましょう。
軍手というと布製の軍手を思い浮かべる方が多いと思いますが、災害用には鋭利な刃物などを扱う作業時に使う耐久性や耐摩耗性、耐油性、伸縮性などを兼ね備えた 「耐切創手袋(防刃手袋)」を備えておくと安心です。
⑤ヘルメット
寝室を出て、すぐに他の部屋(特に子供部屋)を確認するためや、避難のために移動する際にも、「ヘルメット」があると安心です。
地震の場合は落下物よりも、急な揺れによるよろめきで壁に側頭部を叩きつけられることがあります。
これは私も経験がありまして、頭を強打すると他にどんな防災アイテムがあろうとゲームオーバーです。ヘルメットはケチらず家族の人数分を用意しておくべきです。
私が備えているのは、下記の折りたためる防災用ヘルメット IZANO(イザノ)です。
寝室のどこに防災グッズをおく?
せっかく準備した防災グッズは、布団の中から手を伸ばして届く範囲に置くのが鉄則です。
100円ショップで適当な箱を購入して、そこにまとめて保管しておくと、地震などの揺れで部屋のどこかに飛んでいってしまうことも防げます。
寝室の防災グッズまとめ
- 懐中電灯(電池も忘れずに!)
- スリッパ / スニーカー
- 救助を呼ぶための笛
- 軍手
- ヘルメット
個人的には身体の一部である「メガネ」と「スマホ」も必須アイテムです。



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